12/14 到着しました!「環球購物チャンネル」
14日(水)は、午前中(10:00~12:00)に、
中国電子商会の仲介で「環球購物チャンネル」を訪問しました。
到着です。
お~、さすが「環球」!
この環球購物チャンネルは、今年の8月に販売を始めたばかりのTV通販会社ですが、免許を与える国家広電総局の秘蔵っ子の1社なのです。
親会社が、中国国際ラジオ局(China Radio International)なのです。
●中国のことを世界に知らせること、
●世界のことを中国国内の紹介すること、
この2つのミッションを持って1941年から放送開始した国家機関です。
中国中央テレビ局、中国中央人民ラジオ局、と並ぶ、国家3代放送機関ですね。
環球購物チャンネルは、その子会社ですね。
中に入ると、、、、
まず、鄧小平氏が書いた社名(文字)がありました。
そして、今年が70周年!のようです。
現在世界130数カ国に支局があるそうですが、
その130ヶ国語での放送の歴史が壁面一面に綴られてました。
放送開始は、実は、1941年の日本語放送から。
中国国内の日本軍に対し、日本語で、戦争は悲惨である、早く戦争をやめよう!と繰返しラジオ放送したことから始まったそうです。
その後、年を追って、各国との提携で次々と各外国語放送を開始したようです。
さあ、受付に到着。
すぐに、
季有成 総経理 と
周愛東 運営総監 が
出迎えてくれました。
総経理の季さんは、半年前に、BTVの副総裁から環球へ転身、
周さんは、1996年からBTVでTV通販の企画、MD、運用などを経験してきた方でした。
このお二人といろいろと情報交換を行いました。
まず、環球購物チャンネル社のことを、簡単にご紹介しますね。
・中国国際ラジオ局に所属している全国ネット免許所有のテレビ通販会社。
・国内の中高収入者を対象にしている。
・世界の商品を国内に紹介してゆきたい。
→世界130数カ国にいる記者たちが海外商品を探してくれる。
→この記者たちは、司会者にもなり、その国の商品を紹介したりもする。
・売り方としては、「売り売り」的なスタイルではなく、「知識を伝えてゆく売り方」を目指したい。
つまり、情報番組的な通販番組にしたい。
・事業開始は、今年(2011年)の3月、放送開始は、今年(2011年)の8月、
まだ始まったばかりであり、今年2011年は、社内体制構築の年、だそうです。
・放送世帯は、すでに北京全350万世帯を含め、1,000万世帯へ放送されており、
・視聴者数は、3,000万人、
・客単価は、800元(約1万円)と高く、
・全社員数も、すでに、130人います。
・来年からは生放送も開始し、いよいよアクセルを踏んで、全国の上位都市をカバーしてゆくそうです。
何度も記載してますが、中国TV通販の全国ネット局は11局ありますが、
環球購物チャンネル社は、自社(国際ラジオ局)の強みを活用した国際色豊からテレビ通販を目指す!と言ったところでしょうか。(^^ゞ
ということで、スタジを見学をさせていただき(まだまだでした)、
皆で記念写真を撮影し、
周さんが、タクシーに乗るまで、送ってくれました。
しかし、この時、外の気温は、マイナス6度!でした。